もっと詳しくバッテリー!
2020.11.14
NEWS
皆様こんにちは
サービスの渡部です。
今回は前回お話ししたバッテリーについて
もう少し詳しくお話をさせて
いただきたいと思います。
バッテリーは外気温が25℃の時の容量を100%としたとき、
0℃では約75%~80%、
-10℃では約65%~70%
程度に減少してしまいます。
つまり、これからの寒い季節に
前回お話しした
始動回数が多い
低距離走行の繰り返し
長期間放置
をしてしまいますと
バッテリーはすぐに元気をなくしてしまいます。
健康なバッテリーであれば多少の負荷には耐えられますが、
長年お使いいただいたバッテリーですと
この冬で突然エンジンがかからなくなってしまったという
状態に陥りやすくなってしまいます。
バッテリーは充放電を繰り返し行うことで
徐々に痛み、サルフェーションを起こします。
サルフェーションとは被伝導性結晶被膜といい、
正常なバッテリーは放電時、化学反応によって
硫酸鉛が発生するのですが、
この硫酸鉛は充電すると電解液の中に溶け込みます、
この繰り返しが容易にできるバッテリーが健康なバッテリーと言えます。
ところがサルフェーションを起こしてしまったバッテリーは
この硫酸鉛が硬化してしまい、
電解液の中に溶け込むことができなくなります。
この固まった硫酸鉛が邪魔をして化学反応が
うまく行えなくなるとバッテリーの容量が激減してしまいます。
当店では専用の
バッテリーテスタを使用し、
正確なバッテリー状態を明示致します、
健全性が低くなってきているバッテリーに関しましては、
お早目の交換をお勧めいたします!